KFC-NEWS  2006.3.17  No.71


■■■「滋賀の事件」について■■■

先日、ある研究会に行く途中、新聞社から 滋賀県で起きた幼児2人の刺殺事件についてコメントしてほしいとの依頼が入ってい ると連絡がありました。

 実は漠然とですが、事件の報道を見てい てもしかしたらこの事件についてKFCにも取材が来るのかなと考えていました。 何故私がそのように考えたかですが、このような事件があるとメディアは事件と在日外 国人の生活ストレスとの関連を取材することが多いと感じていたからです。
 結果としてその時は、事務所で新聞社か ら依頼の連絡を受けていたスタッフに「私としては、在日外国人のストレスと幼児殺害のような凶悪犯罪に関連性はないと思っているので取材は断りたい」と伝言し取材 を断りました。

 長い間、在日外国人の生活相談をしてい ての実感として、在日外国人の置かれている状況と犯罪の因果関係はたしかにありま す。しかしそれは、万引き(窃盗)といった経済犯であったり、酒を飲んでの突発的な 暴力事件であったり、在留資格に関する問題であったりと誰もが置かれている状況に よって道を踏み外す可能性の高いものだと感じられます。
 しかし、私の感覚では日常の「外国人とし て暮らすストレス」が幼い子どもたちに何度も刃物を突き刺す衝動には繋がりません。
多くのメディアは、けっして悪意ではな く滋賀の事件報道の過程で国際結婚によって日本に来た女性の孤立や受け入れ社会の 課題を報道しているのでしょう。またそのような取材に対して研究やNGOの人間も ホスト社会の問題コメントを出します。
私は、その報道やコメントに「こわさ」を 感じます。
そこには、商業メディアとして多くの読 者や視聴者が求めるものを出そうとする力や人がはかりきれない「心の闇」までわか りやすくしようとする姿勢(ある種の傲慢さ)が感じられるからです。

取材を断った日の研究会で何故KFCの ような活動をしているのかというような話をさせてもらいました。
私の父親が映画好きだったこと、その影 響でよく映画をみるようになったこと、映画がマイノリティとして生まれた自分に社 会との接点や勇気を与えてくれたことなどを話させてもらいました。
その中で環境が及ぼす人への影響につい て、黒澤明監督映画「赤ひげ」のなかの話をしました。映画「赤ひげ」に出てくる若 い医者の主人公は幼児期に性的被害にあった患者の女性にだまされて毒薬を飲まされ 殺されそうになります。その女性が何度も同じことを繰り返していたことを知った主 人公は助かった後、「過去に男性にひどいことをされたから・・・」というようなことを話します。 その時に主人公を助けた「赤ひげ」と呼ばれる先輩の医者は、次のような話をします。 「そのような経験(幼児期の性的被害)をしたものはたくさんいる。しかし皆があの子のように人を殺めるようにはならない。ああなったのはあの子の問題だ」・・・

若かった私は、「赤ひげ」を見てその時感じていた年上の在日コリアン活動家たちのなかにあった何でも環境のせいにすることに対して、自分は冷静な考えを持てる力を持ちたいと考えました。

子どもを刺した者に日本社会がもたらした影響は大きかったのかもしれません。そこに着目して報道することに社会的使命を感じる個々のメディアもいます。
しかし現在の在日外国人のストレスと凶悪犯罪を関連させたがる報道の構造には、異なる者、違う者に対しての「不安」を単に煽る危険があるように感じてなりません。
私は、在日外国人が置かれている環境が多くの問題を起こしていると考えています。 ゆえにその状況を変えたいと思ってKFCの活動も推進したいと考えています。
だからこそいたずらに自分たちの社会が嗜好する意見への集約の力に「こわさ」を感じるのです。

このことに対してはいろいろな意見があると思いますが、私は「赤ひげ」のように考えたいと思っています。そして「赤ひげ」のように実践ができるようになった時に取材を受けたいと思っています。(理事長 金 宣 吉)


■■■日本語プロジェクト■■■

◆日本語ボランティア・ ステップアップ講座
 5月20日(土)スタート!全8回20時間のコースです。「みんなの日本語T」の教え方講座修了者、日本語教授法の基礎知識のある方を対象として「みんなの日本語U」の教え方を学びます。4月8日(土)FMわいわい12時スタートの「KOBEながたスクランブル」でも紹介をする予定ですよ! 「日本語を勉強してくれてありがとう。」この気持ちを忘れずに教え方もレベルアップ!!しましょう。 ※詳細は、同封のチラシか、ホームページをご覧下さい。

◆日本語P研修会(13:30〜15:00)・連絡会(15:00〜16:00) 2006年前期予定
4月8日(土) 「話しましょう 〜KFC学習者をお迎えして」  
KFCの学習者が自国と自分自身を語ってくれます。

5月15日(土) 「中国帰国者への日本語支援の体験から」
 長陽子(神戸中国帰国者日本語教育ボランティア協会 教務主任)

7月8日(土) 「日本語文法(受身・使役・敬語)」  斉藤明子(神戸YWCA専門学校非常勤講師)
【日本語ボランティアステップアップ公開講座に参加】

9月9日(土) 「外国人の法的地位の変遷」  金宣吉(KFC理事長)


学習者のご紹介
  毎週木曜日の午前中に日本語を勉強して いるベトナム人のグェン ティ バッチ ランさんに作文を書いていただきました。

「3年前に私の長男は小学校1年生になりま した。入学前にしんたいけんさと説明会がありました。色々な学用品をじゅんびをし ました。日本語がわからなければ困ると思いました。KFCの事務所で勉強すること にしました。
 初めは私は大学生とべんきょうしました。 1年後、先生はいそがしくなりました。それから気賀先生に教えてもらいました。毎週 1時間30分べんきょうします。毎回、教室へ来て話しながらべんきょうします。私は 先生と文化とふうぞくしゅうかんを話します。何かわからない時、先生におしえてもら います。私の子どもは本が大好きですからいろいろとしつもんをします。でもわたし はこたえられません。日本語のべんきょうの時、私は先生に聞きます。今は学校の知らせとか手紙を読めるようになりました。
 いつもお世話になっております。本当に ありがとうございます。いそがしくても毎週教室へがんばって行きます。」(グェン ティ バッチ ラン)


  ランさんは1994年にベトナムのホーチミ ンから日本へ来ました。阪神大震災にも遭って、苦労しました。日本で生まれた二人の男 の子は小学校1年生と4年生になりました。これからも日本に住んで、子どもに日本の学 校教育を受けさせていくそうです。料理が好きで日本でベトナム料理の店を持つのが夢と いうことです。
 NGOの活動に協力して、イベントのある時 は時々、屋台を出して、「フォー」(というベトナム特有のうどんで牛肉でだしを取り、玉 ねぎ、もやしをいれたもの)や春巻きを作っています。味が良くてすぐ売れるそうです。
 また、ランさんが教えてくれたカレーは、 親鳥を煮込んで、玉ねぎ、日本と違ってさつまいもを入れます。カレー粉、レモングラ ス、ココナツミルクで独特の味を出し、フランスパンにつけて食べるのだそうです。これ はおいしいので作ってみて下さいと言っていました。(気賀倭文子)

◆楽しんで勉強してもらえるグループレッスン実践に向けて
KFCでグループレッスンの講師を担当させていだたいてから、はや5か月が経ちました。私の担当するクラスは初級レベルで、中学生から社会人まで、現在4名ほどの学生が週2回日本語を勉強しています。学習者の顔ぶれは、中国人、インド人、ベトナム人と様々です。学習者の表情に一喜一憂しながら、まだまだ試行錯誤の連続、日々修行中といったところでしょうか。そんな短い教授経験から学んだ、授業に臨むときに大切にしていること!それは、

一、「絶対に楽しませてやる!」
 学習者の笑顔を想像しながら、教案を立てること。
一、「ワクワクさせたい!」
 授業のアクセントになる、小ネタ・小道具の準備はかかしません。
 そして、何より語学の勉強ですから・・・
一、「自信を持って教える!」
 こちらがオドオドしていては、学習者も不安になると思うので。
一、『笑う門には福来る』
 どちらかというと、モットーですね。授業の進行は笑顔で明るく、楽しいムードを作るように心がけています。

 一生懸命準備して、学生もこちらも満足のいく授業ができたときは本当に嬉しいです。とはいっても、失敗することなんて、これまで山ほどありました。90分授業で、毎回完璧なんてことはあり得るはずもないので、反省点はどこかで必ず出てきます。例えば、ペース配分。初級レベルとはいっても、学習者個々のレベルは色々ですから、進度によっては吸収の速い学習者が退屈になってしまったり、反対にそうでない学習者がプレッシャーを感じてしまったりすることがあるので、どんな状況にも対応できるフォローの仕方やテクニックを身につけなければなぁ、と思います。それに、簡単明確な説明ができずに、学習者を混乱させてしまうこともあります。盛り上げるための文型導入・定着の活動やゲームなのに、かえって盛り下げてしまうなんてことがありました。
 また、学習者から質問が出ても、きちんと説明できなくて、嫌な汗をかくことも多々あります。情けない話ですが、勉強が足りないなぁ、と思わされる瞬間がたくさんあります。授業をしていると、「あ、こういう言葉で学習者がのってくるんだ。」とか「学習者を十分コントロールできてないなぁ。」とか、細かい発見の連続で、自分の授業に足りていないもの、伸ばしていくべきところがはっきり見えてきます。次の授業の成功につながる今日の授業の失敗は大事に大事に、育てていきたいですね。(渡辺智子)

◆研修会「『にほんご45じかん』の教え方」
 2月18日と3月11日の2回にわたって神戸YMCA日本語学科尾崎美千代先生(写真前列中央)による首題の研修会が、デイサービスセンターハナの会で行われました。1回目18名、2回目16名の参加がありました。 この記事は研修会で指導された内容をKFCニュース編集部で要約し、受講できなかった方々の参考に供しようというものです。なお、テキスト「にほんご45じかん」の各課別の重点事項や注意事項は、誌面の都合で割愛させていただきました。 KFC日本語支援活動では「みんなの日本語T」が使われているケースが多いようだが、それに比べて、「にほんご45じかん」の長所は、入門者にとって簡便であることだ。物理的にも軽くて携帯に便利。また、比較的短時間で完了できるので、達成感を得やすいなどの長所がある。 一方、その短所は、「教え方の手引き」が発刊されてないため、特に指導初心者にとってはより綿密な授業前準備が必要となることである。中国語・韓国語バージョンが発刊されていないことも短所である。 「にほんご45じかん」および「つぎのにほんご45じかん」を終えた学習者には、JICAの「SIMPLE CONVERSATION IN JAPANESE」や専門教育出版社の「絵入り日本語作文入門」や「日本語作文T」が参考教材としてお奨め。 日本語入門学習者には「VT法」やくろしお出版の「1日10分の発音練習」を使って、毎回の授業に10分間程度の発音指導を入れることが肝要。学習者が日本語らしい自然な発音ができるためには、入門時点からの指導が必要。支援者は、まず、アクセントより大きな音調のひとかたまり(ヤマという)を意識的に導入しなければならない。  そして、表記(書き方)を学びたい学習者に対しては、国際交流基金の「日本語かな入門」が良い。  主教材「にほんご45じかん」を使っての毎回の授業に、前述の発音と表記を含めること以外にも、聞きとり練習も入門の段階から入れることが望ましい。お奨め教材は、凡人社「毎日の聞きとり50日」(テープ付き)である。  「にほんご45じかん」を使っての教授法などを日本語指導者として知るには、創拓社の「入門 日本語教授法」が大いに参考となる。  「にほんご45じかん」の1回の授業の流れは、ウォーミングアップ → 前回の復習 → 新出単語復習 → 学習項目の指導 → 運用・まとめ → 次回の授業の新出単語の導入 とする。  参考データ: 「にほんご45じかん」は、短期学習者のための初級入門テキスト。株式会社専門教育出版刊行。沢村 三恵子・下田 伸子 共著。B5判、96ページ。1,365円。なお、続編として「つぎのにほんご45じかん」がある。


■■■KFC親子学習教室■■■
◆ベトナム人の中学生を支援して
  「おまえ、空気読め」、勉強中に無駄口の多いH君にF君が何度か声をかける。今日初めてKFCに学習に来たH君も、9月から一緒に勉強を始めたF君も中学一年生。「国語」の勉強の時である。二人は学校は違うがお家の人どうしも以前からよく知り合いだとか。うーん。親しいのはいいが、思春期の二人とつき合いながら、学習の効果を上げる事ができるのかしら、と顔ではにこにこしながら、ちょっと私は不安になりました。 私が学習支援のボランティアの募集の紙を見て、研修を受けたのは6月。経験豊かな話を聞きとても参考になりました。そして実際にやり始めて4ヶ月ほどになります。やってきたことは教科書を中心とした学習。漢字、音読、意味調べ、練習問題等。できれば予習、読解をして、学校での授業を今より少しでも興味を持って聞き、国語学習への自信と意欲とを高めてくれる手助けができるといいなあと思いながらやってきました。
 今までマンツーマンでやってた時は、「何か質問はない?」と声をかけてはみるが「ありません。」と静かな声が返ってくるだけでしたが、これからは二人になったからいつか質問してくれるのを楽しみにしています。また、二人でのおしゃべりも楽しみたいだろうから、休憩タイムはきちんと取るようにしよう、しかし学習の進め方や、その日の学習の予定(課題)については最初に私の思いを言い、確かめながら、お互いルールとマナーを作っていこう、など二人の様子を見ながらそのとき思いついたことを試しながらやっていこう。次の学習には、二人のことをもっと知りたいから、作文を書いてもらおう、自分のこと家族のこと、ベトナムという国について書くのもいつかやってもらいたいな、これは書くという国語の勉強でもあるんだ。そして学習内容について言えば、お喋りもまたコミュニケーションとして、自分の思いを伝えたり、相手の話を聞いたりすることなのだから私としてはその点も意識して二人に係わろう・・・等。週一回、1時間半ばかりの時間なのに私の欲ばかりが先立って、自分でも苦笑い。
 これからどうなっていくのか、何もわかりませんが、私の望みを言えば、学習に来ている子どもたちが、このKFCに学びたいという「意欲」を持って来てくれるようになってほしいと言うことです。それが一番難しいことだと思うのですが、そのために私は子どもたちのことをもっと知りたいと思います。学校での学習の様子を知り、補習でどんなことをしたらいいのか中学校の担当の先生と連携しながら考えていけたらいいなと思います。またできる限り、KFCの催し物に参加して私もささやかながら子どもたちの両親の母国のことも知りたいと思うようになりました。それはこの頃慣れてきたせいか、子どもが自分の興味のあることをことを話してくれる事があります。私にはその時間が楽しいのですが、彼が一番興味があるのは中学校のテニスクラブの話題の様ですが、私はベトナムに旅行に行きたいと、意欲?は高まってくるのです。
 木曜日ボランティアに通う日、今日は子どもたちはどんな様子かな、と私は緊張と期待と楽しみがあります。スタッフの方々とも少しずつ親しくなり、失敗も勉強のうちと、気楽に考えてKFCに参加させてもらっているからでしょう。また支援者同士話し合う場を作ったり、要望や意見を聞く事をやったり、かげでいろいろ工夫されてるスタッフのおかげで、独りじゃないと思う安心感がもてるのもありがたい事です。これからも、無理せず続けていきたいです。 (斉藤祐子)


学習支援ボランティア研修会開催
 いつの間にか勉強しに来る子どもたちもベトナム、フィリピン、ペルー、中国など20名に増え、毎週木曜日の夕方はとてもにぎやかです。
 学習支援を初めて半年以上過ぎ、学習支援をする上での問題を個々に抱えるのではなく、お互いの悩みや情報を共有し、よりよい支援に結びつけられればと考え、2月22日(水)19時からスタッフを含めボランティア8名で研修会を開催しました。
 週に1時間半の支援の中で、日本語と学校の宿題を並行して支援することの難しさ、時間のなさに悩んだり、中学生に国語を教えるときにどこから教えていったらいいのか、学校の先生との連携がとれれば、より有効な支援ができるのではないか、といった意見などが出ました。  またボランティアの方からおすすめ教材を紹介をして頂いたり、揃えて欲しい教材をお聞きしましたので、少しずつですが揃えていければと思っています。
 お互いの悩みを解決できるよう今後も支援者の方々と考える場を設けられればと思っています。


■■■KFCハナの会■■■
ハルモニの声
   デイサービスセンターハナの会では、週2回識字教室をしています。そこに来られている金石息さんにお書きいただいた作文をご紹介します。

「定時制高校を卒業したのが、六十八歳でした。その後、月二回の勉強会に参加して、尚、勉強に励んでいたが、七十歳の声を聞くようになってから再三体調を崩して入退院を繰り返すようになりました。元々、性格的には明朗な方で小さなことは余り拘わる方ではないが、次々におそってくる病魔には閉口しました。そこで、此からの残った人生をどう過ごすべきか考えました。私は子どもの頃から本が好きで用事のない時は一日中部屋に閉じこもり小説を読んでいたが、此からは少し目を外に向けようと思い直し、介護支援センターの方にお願いして、ハナの会を紹介していただきました。
同じ同胞のせいか、初対面から親近感があり、週1回の訪問も本家に帰って行く様な気持ちです。久しぶりに会う先輩の皆さんの元気な姿と笑顔を見ると安心と共に嬉しくなります。今では知人ではなく、家族のような気がします。 私は子どもの頃から、歌が好きで、七十五年間、苦難を乗り越えてこれたのも嬉しいにつけ、悲しいにつけ、いつも心に歌がありました。センターで大好きな歌を思い切り歌えるのが楽しみの一つです。職員の皆様にはいつも感謝しております。痒いとことにも気を配り、努力を惜しまない姿勢に感銘しています。心のこもった昼食も美味しく、皆さんと一緒に食べると尚美味です。此からも宜しくお願いします。
事務所の皆さんにお願いがあります。勉強会の時、日常よく使用する漢字をひらがなでコピーして下されば、私が漢字を当てはめて書く練習がしたいです。読むことには一向に困りませんが、書くとなると、あの字、横、何へんだったかなア〜と戸惑うことがしょっちゅうです。普段読むことはあっても書くことがあまりなく段々忘れるのだと思います。 お忙しい中、余分な仕事をお願いして申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします。」

ボランティアのご紹介  
毎週金曜日に調理補助のボランティアとしてお手伝いいただいている中村さんをご紹介します。

−お名前は?
 中村初代です。
−いつから関わっていただいていますか?
 去年の5月か6月ぐらいからです。
−きっかけはなんですか?
 新聞で拝見したからです。昨年2月に介護施設でお世話になっていた父が亡くなってしまいました。それですごく寂しくなって、こういった施設に父親の思い出が残っているので、関わりたいと思いました。
デイサービスは他にもたくさんあるのにハナの会に来られたのはなぜですか?
 もともと実家が新長田だったので、思い出のある新長田に来る口実もできますし、韓国人の友だちがいましたので行ってみたいと思いました。それと韓国料理も覚えられるかなと思って。
−ハナの会についてどう思いますか?
 皆さん、本当にお元気で、朗らかでうらやましいです。私もこういうお年寄りになりたいと思います。
 地域の食事会でも月に1回お手伝いしていますが、日本人のお年寄りに比べて、なんでもしようという意思が強いように感じます。また、日本人のお年寄りは生野菜をあんまり食べませんが、ここでは本当にたくさん召し上がります。
−今までハナの会で食べた料理で記憶に残っているものなどありますか?
 韓国の海苔巻き(キンパプ)が日本の海苔巻きと全然違うので珍しかったです。ピビンバも家で作るものとは違いました。韓国料理と日本料理では調理の仕方が違うなあと感じます。  

いつも明るい中村さん。
 調理担当の韓容子さんとは、女学生のように仲良く、教えたり、教えられたりしながら調理をお手伝いいただいています。
 ハルモニ達がとても楽しみにしている食事のお手伝いを今後も宜しくお願いします。


■■■ 今後の予定■■■
春休み子ども日本語短期集中講座
 3月27日(月)〜4月7日(金)13:30〜15:00  全7回

■野外交流会(布引ハーブ園)
 3月30日(木)10:00〜15:30

■お花見
 4月9日(日)11:30〜14:00

■KFC総会
 6月10日(土)13:00〜

■日本語研修会・連絡会
 4月8日(土)13:30〜16:00
 「話しましょう〜KFC学習者をお迎えして」  於 デイサービスセンターハナの会

 5月13日(土)13:30〜16:00
 「中国帰国者への日本語支援の体験から」 長陽子(神戸中国帰国者日本語教育ボランティア協会 教務主任)
於 デイサービスセンターハナの会