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KFC-NEWS 2000.7.17 No.36


■■■近況報告

失業率は上がる一方です。そんな中で5月の初旬に郵政局の短時間国家公務員の募集がありました。朝と夕方の4時間程度、郵便分けと配達の仕事です。募集内容から見ると、要件は私たち(外国人)でも申し込めそうだと思いました。ところが、外国籍の方なら永住権がないと申請できない欄も目に入りました。「なんやねん!また永住と定住の差別が出たじゃないか」。去年の地域振興券でもそうでした。いったい何を基準にこう決めたのか分かりませんが、日本政府がインドシナ難民定住許可を認めてから19年になりました。本来なら自動的に永住権を与えるべきだと思いますが、日本の場合は希望申請しなければなりません。申請人の一族の出生・結婚証明等といったものを母国から取り寄せ、翻訳が出来たものを提出しなければなりません。その他のさまざまな書類の量もはんぱではないので、今でも大勢のベトナム人の在留資格はまだ定住者のままです。この件にたいして、問い合わせ先の係に聞いても上が決めたことで何故こう決めたか分からないし、永住者と定住者の違いこそも分かっていません。KFC と在日ベトナム人連絡協議会が郵政省に要望書を提出する予定です。
6月18日は「NPO 支援三種の神器とは」の講演に参加しました。講師はアメリカから来たタイズ財団会長のドラモント・パイクさんでした。私の感想はアメリカの NPO 組織は本当に立派です。お金が無くても財団を作れることにすごく驚きました。アメリカでは活動源となる寄付金がよく集まることにもびっくりしました。それに対して日本は寄付金がなかなか集まりません。何故だろう。アメリカの NPO また NGO の歴史は古く、日本と比べられませんが、講演で貴重な経験の話や活動のポイント等を掴んで日本の NPO また NGO ももっと成長したいです。
(ハ ティ タン ガ)


■■■アメリカNPO合同学習会の報告■■■

6月24日(土)に KFC と震災後の復興を専門家の立場からサポートする復興塾との合同でアメリカの NPO 活動の学習会をひらきました。
復興塾の報告としては、98年度に復興塾が主催で実施したサンフランシスコのスタディ・ツアーのなかでおもに街づくりに取り組む活動について、復興塾の委員長をしている野崎隆一さんが、建築家としての専門家の考察を踏まえて説明してくれました。
中でも、日本の街づくりにおいて公的助成を受ける場合、非常に制約が多いことに比べて、サンフランシスコでは結果重視の総括的助成が実施されている結果、非常に地域の実情にあった街づくりを NPOができているとのことでした。
また99年度に同じく復興塾が主催して実施したサンフランシスコの市民メディアの視察については、復興塾のメンバーであり、KFC と事務所を共同で使用している多言語センターFACIL とワールド・キッズ・コミュニティの代表である吉富さんが報告してくれました。
市民メディアの報告で FM 放送を信念を持って“海賊放送”しているところがあるとの話(そもそも市民が意見を表明するメディアを規制するのはおかしい)は刺激的でした。
最後に KFC の研究報告を金が行いましたが、KFC のアメリカ NPO 研究については、ニュースでも連載しているので割愛させていただきます。
(金宣吉)


■■■KFC北米NPO研究会報告2■■■

省略


■■■日本語プロジェクト■■■

■近況

現在、新長田の教室、勤労市民センターを含めて、約50名の方が勉強されています。最近、希望者も多くなってきております。支援者が少ないため、学習希望者の方には待機して頂いている状況です。どなたか、日本語支援をしていただける方がいらっしゃればご紹介ください。ただ、多少なりとも日本語学習指導に関する勉強をされたことのある方をお願いいたします。


■ボランティア講座について

8月より1ヵ月2回の割合でボランティア講座を始めます。全10回コースです。内容としては、できるだけ具体的なものになっております。今後支援を続けていく中で、きっと役に立つ講座だと思いますので、ぜひご参加ください。今回は、難民事業本部との共催で行います。詳細につきましては、同封のチラシをご覧ください。受講希望者は、元村までご連絡ください。


■日産NPOラーニング奨学金制度について

日産奨学金制度で、五百木さんが4月から日本語プロジェクトのお手伝いをしてくださいます。事務的なこともお手伝いいただきますが、何かを企画したりもしてもらうつもりをしています。そこで、今回のニュースに一言書いて頂きました。

●先日、東京にて日産 NPO ラーニング奨学金制度の第2期修了式・第3期スタートアップセミナーが開催されました。NPO と企業がパートナーシップを組んで「社会的人材育成」の新しい試みとして行われている、日産 NPO ラーニング奨学金制度。私は幸運にも第3期生として、この貴重なプログラムに参加することになりました。
その席で大変印象に残った言葉があります。日産自動車最高執行責任者カルロス・ゴーン氏の「この制度は“未来への投資”である。」という言葉です。投資するものの対象として、確実に結果が得られるものではなく、一人の人間の可能性にかけてくださったことに改めて気付きました。私がこのようなプログラムを通して得られるものはすべて自分次第であり、自分自身にあるということを忘れずに、様々な面で大きく成長できればと思います。
また、このセミナーに参加することで、様々な方に出会い、自分の視野を広げることができました。自分が今何をしたいか、また何をすべきかが見えていない学生が多い中、お会いした奨学生の方々はそれをしっかりと見据えていたように思います。それぞれが自分のカラーを持っていて、その活き活きとした表情で語られると、負けず嫌いの私は負けてたまるか!と思ったりもしました。
KFC での日本語ボランティア支援をされている方々も、それぞれが素敵なカラーをお持ちだと思います。そのようなカラーが互いに混ざり合い、刺激し合うことで、これからの KFC も様々な方向に変化するように思います。みなさんと共に、そのような場所を作り上げていくことができたらと思っています。今後、お会いする機会も多くなってくると思います。その際は、気軽にお声をかけてください。まだまだ未熟者のおっちょこちょいですが、よろしくお願いします。
(五百木いずみ)


■学習者の声

今回は、3月末で入門クラスを終え、4月から初級クラスで勉強している2名の学習者の声です。これは3月末に書いていただいたものです。

●わたしはスレイマンです。タンザニアのザンジバー島からきました。1993年中国にと日本人結婚している。それからとわたしのつまいっしょにタンザニアへ行きました。五年とどました。1999年7月26日子供たち四人いっしょに日本へきました。日本へ到着したわたしは日本語のぜんぜんわかりませんから生活変化した通信できない。日本の生活高い。お金縮めした。仕事ない。感謝 KFC 日本語プロジェクト時どき日本語ゆっくり発達する。だけれども日本語難しい。
(スレイマン アリ スレイマン アッラワヒ)

●わたしはベトナムのトラン ツオン ウィです。8がつ30にちににす。にほんへきったまえにベトナムのホチミンで2かがつにほんごをべんきょういしまた。てもあまりわかりませんでた。にほんへきた2しゅうかんまでにすぐしんあがたでにほんごをはるてにほんをべんきょうします。5かがつにべんきょうします。せんせいはおしえてるときほんとにおぼえやすいです。いまからわたしたちきょうしつでにほんごをはなしてたのしかったです。にほんごをべんきょうするときむずかしですがおもしろいです。いままいにちかいしゃでにほんごをはなしたばかりです。だんだんにほんごがじょうずになるとおもいます。いままいにちよるのじかにほんごをべんきょうしまた。わたしはまいにちいそけんうべんきょうします。
(トラン ツオン ウィ)


■■■今後の予定■■■

●KFC 運営会議
7月14日(金)10:00〜
7月28日(金)10:00〜

●神戸まつり
7月20日〜7月30日

●KFC の夏休み
8月14日〜8月16日

●ステップアップ講座
8月〜12月(全10回)


■■■KFCからのお知らせ■■■
ニュースの発行は36号から2ヵ月に1回とさせていただきます。ご了承ください。
また、1997年に実施したベトナム人対象のアンケートの集計等がやっと仕上げられました。重要な点の抜粋は別紙で同封いたします。全面提供はできませんが、もっと知りたい方は一度 KFC までご連絡ください。

●KFCからのお願い!
KFCでは、助成金とカンパで運営をしております。カンパをよろしくお願いいたします。

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