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KFC-NEWS  1999.3.17  No.21


■■■近況報告■■■

近頃の相談で多いのは、日本語学習のことと仕事のことです。
特に日本語は、この4年間の取り組みの実績もあってか定員の80人を超えて、現在では十数人の待機者がでています。KFC としては、なんとか日本語を学びたいという希望者を受け入れるため、現在の学習者を対象の中心にした日本語教室のクラス授業を実施する予定にしています。
クラス授業には日本語学習の上達した人に移ってもらい、空き枠を作って新規の学習者の受け入れるための準備を進めているところです。
仕事の方は、大不況の影響を外国人住民はもろに受け、働きたくても働けない人が急増しています。当センターのスタッフが職業安定所に行っても求人票自体が少ない上に、学歴制限(高卒以上が大半)の問題や日本語能力が低いとなかなか雇ってくれないといった障害が多く、何度職業安定所に通っても無駄足になることが増えてきました。
国や自治体といった公共機関による緊急な外国人雇用対策が必要だと感じられます。同時に公共機関や KFC をはじめとする NPO 団体などが、外国人住民が仕事に就くための職業訓練、技能訓練的なプログラムを考えないと長引く不況の中で、事態が悪化していくだけではないかと心配です。
KFC が発足して3年目を迎えますが、周辺の「震災は終わった!」という空気とは逆に、いまからが本当に苦しい時期になって来ているのではないかと感じるこのごろです。
楽観する材料が少ないのは事実ですが、夢を持って活動を続けたいと思っています。
その一つとして、3月から在日ベトナム人の子どもたちのための美術教室とベトナム語教室を、とりあえず月1回のペースではじめることになりました。
現在の問題に対処することも大切な仕事ですが、これから日本社会の中で育つ子どもたちのためのプログラムにも積極的に取り組んでいこうと思っています。
(金宣吉)


■■■“KFC 2周年の集い”の報告■■■

「KFC 2周年の集い」が2月7日に催された。そこで行われたディスカッションでは、日本在住の外国籍のパネラーが、日本人や日本の習慣に対する思いをそれぞれに語った。パネラーたちは日本在住十数年というベテランばかりであったが、やはり日本人の本音と建て前の違いに悩んでいる様子。だがそこでの対応は、やはりお国柄というか明るくたくましいものであった。たとえば贈り物にたいする「お返し」の習慣にしても、自分の国の習慣に固執するのではなく、日本人対応と同国人対応をちゃんと使い分けているらしい。
さて、今回の集いで残念だと感じたのは、関係者以外の人、特に外国人の参加が少なかったこと。(私が手伝った)おいしいお料理もたくさん用意されていたのだから、次回はやんやの大盛況になることを期待しています。
(金静愛)


■■■“旧正月を祝う集い”の報告■■■

当日は暖かくていい天気でした。正直に言うと、とても不安な気持だった。なぜなら、このイベントは実行委員会というか、実際イベントに関わっているのがたった5人(当日の手伝いは多かった)なのでちゃんとできるかどうか心配でしかたがなかった。当日の朝、会場へいくと10人ぐらいがすでにいて準備していました。女性チームは料理の盛り付けの方にいた(料理は各家庭に作って持って来てもらった)。あっという間に目が痛いぐらいの派手の舞台が完成し、予想以上に早く出来た。13時の予定なのになんと12時45分にイベント開始しまったのです(遅れるのはよく聞くが、早くなるのはどこも無い話でしょう)。ベトナム人をはじめ日本人とほかの国の人も入れて約300人の参加者がいました。生バンドの演奏、音楽に乗ってダンスタイムの時、皆楽しく踊りました(やっぱり音楽は国境がないのね!)。ビンゴゲームは少し方法を変えてみました。やり方は日本風だが、番号の出し方はベトナム風(ボールは布袋から取り出す)。最後に皆の力で片付けました。時間通りに会場を返せました。
初めて自分自身で作った集いなのでミスがあまりにも多かった。交流ができないぐらいの高音、運動場に車を入れて止めてしまったし、アナウンスを日本語にほとんど訳していない、案内板等に日本語が無い、料理不足等など反省点があった。このような意見は、当校の関係者と当センターや私によるものです。しかし実行委員会(ベトナム人側)の皆は成功したと言って満足しました。それは、あきらかに文化・習慣の違いです。どうすればこれらをうまく取り込めるのか、難しいです。ある人の意見だったけれども、私たちのイベントだからすきなようにすればいいではないかと言うが、私の考えとは違います。せっかくまわりの人々と交流の場を作るならばちゃんと計画して、より良いやり方・内容を出さないと、いけません。今回のミスではベトナム人のイメージはもっと悪くなったと思います。そうなると、とても残念です。参加していた皆さん、どうかこれからも見守って下さい。
(ハ ティ タン ガ)


■■■ KFC 北米 STUDY TOUR 報告3 ■■■

省略


■■■日本語プロジェクト■■■

■研修報告

2月13日(土)13:00より研修会をひらきました。
参加者:5名
内容:日本語を勉強してきて、日本で暮らしてきて思うこと
ビクトル・プラド、大石キム・オアン、李玉順さんをお招きしてお話ししていただきました。
ビクトルさん(KFC で日本語を学習中)は、職場でも家庭内でも日本語を話す機会が少ないのでなかなか上達しないとおっしゃっていました。大石さん(日本ベトナム友好協会)は、ベトナム人で、日本人と結婚しました。日本語の他にフランス語、英語の話せる大石さんは、べトナム語の講師をしている経験も含め、どのように日本語を習得したのかをユニークなエピソードを交えてお話してくださいました。李玉順さん(KFC)は、在日3世の韓国人で、ハングルの講師もしていらっしゃいます。日本で暮らしてきた中で対面してきた問題をお話いただきました。


■グループレッスンについて

4月からのグループレッスンの日程、内容、講師が決定し、募集もはじまりました。皆様の学習ファイルのポケットに入れていますので、学習者の方にお渡しして一緒に内容をお読みください.。また、支援者の方へのお願いの文書を下記の通り入れていますので、よろしくお願いします。
[学習支援者へのお願い]
4月よりグループレッスンを始めます。これは週2回の学習でより早く日本語を習得したいという学習者のニーズに応えるとともに、学習支援者の不足で待機者が多く出ている状態を解消するためです。講師は KFC 日本語プロジェクトの会員で、経験豊富な方に担当していただくことになっています。
今、あなたが学習支援している学習者が「新日本語の基礎I」程度を終了し、このグループレッスンのいずれかのクラスにマッチしていると思われる場合は、受講を薦めてください。
なお、あなたの学習者がグループレッスンに移行した場合は待機している学習希望者を担当していただく予定です。引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。


■その他

・長い間、日本語の支援をして下さっていた村田幸子さんが、2月11日、闘病生活を終えられ、永眠されました。ご冥福を心よりお祈り申し上げます.。
・現在、KFC 日本後学習をしている李成悟さんと、朴秀妍さんが日本語検定試験2級を合格されました。おめでとうございます。


■次回の研修会

3月13日(土)13:30〜
内容:グループレッスンについての説明


■■■今後の予定■■■

●日本語プロジェクト研修会
3月13日(土)13:30

●薬物予防講座(新長田・ナンコウビル)
第4回 3月13日(土)19:00
第5回 3月27日(土)19:00

●媒介言語(ハングル)講座(新長田・ピフレ勤労市民センター)
第4回 3月13日(土)18:30
第5回 3月20日(土)18:30
第6回 3月27日(土)18:30

● NAGATA 映像祭 99
3月13日(土)10:00〜20:30
新長田・ピフレ勤労市民センター
長田区の御蔵地区で震災後の市民活動を実践してきたグループが協力してできた長田地域交流会(KFC も参加)主催の映像祭。長田区で続けられてきた復興活動を中心とした映像資料の上映会を開催し、震災から今までの活動の検証と今後の復興のあり方を考える場を持ちたいと考えてます。入場無料。

● 77.8MHz[FM わぃわぃ]実況録音ライヴ in ペーパードーム
3月13日(土)14:00〜16:00
たかとり救援基地内・ペーパードーム
忘れてません!震災から4年目の応援歌!歌います・奏でます!
東京から来ます…いぢょんみ(with 佐久間順平)。
大阪でんねん…趙博。
お馴染みウチら神戸やし…おーまきちまき&のむらあき。
入場無料。

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