■■■近況報告■■■
KFC の夏は新しい出発や出会いの夏になりましたが、ここにかかわる人達の輪が広がっていくんだというようにプラス指向で考えていきたいと思っています。
●この夏は人の移動が激しく、スタッフの一人が里帰りでベトナムに1ヵ月帰りました。そのかわりに
VU THI NHU TUYET さんという若い二児のママさんが来てくれています。TUYET
さんは、非常に明るい人で事務所は毎日笑いに包まれています。
●日本語教室を中心にお手伝いをしてくれていた池田奈由さんが、イギリスへ留学するため神戸を離れることとなりました。池田さんはいつもコツコツと地味な事務作業をこなしてくれていました。今までのお手伝いに感謝で一杯です。
●アルバイトとして KFC の事務作業をしていただいていた西岡啓子さんが大学4回生ということで学業を優先させるため、9月からアルバイトとしてではなくボランティアとしてスポットでかかわっていただくことになりました。
●仮設住宅や民間住宅の問題といった住宅問題や未払い賃金といった労働相談、それからフィリピン人、チリ人の在留資格の相談といった入管問題というように幅広い相談が増えてきました。住宅問題では、恒久住宅の建設に伴い仮設住宅の空きが増え、懸案であった6人家族の空仮設使用の問題が進みはじめています。未払い賃金の問題では、簡易裁判所への申し立てが功を奏して支払われることになりました。
●9月には、公営住宅(一元募集としては実質的には最終)の募集が始まります。当センターも忙しくなりそうですが頑張っていきたいと思っています。
■■■多言語表示の案内標識が大国公園に完成■■■
当センターの関係者のみなさまにもアンケート等でご協力いただいている神戸アジアタウン推進協議会の「標識の多言語化プロジェクト」ですが、この度めでたく第一号の多言語標識が当センターの北側にある大国公園に完成しました。
この標識は日本語・英語・ハングル・ベトナム・中国の各言語で地域の主要施設について説明しているほか、地名などに関してもすべてローマ字でふりがなをふっています。
標識の完成は地域の人々が集まるイベント「ばっ!といこうぜ“大国公園夏まつり”」に合わせて行い、地域の人々に見守られながらイベントの初日8月2日に除幕式を行いました。
神戸アジアタウン推進協議会では今回の設置を手始めにして、今後各地域で住民や行政などを巻き込みながら同様のプロジェクトを進めていくことを考えていますので、みなさんご協力をお願いします。
(福神岳志)
■■■国際ボランティア文化交流センターについて■■■
震災後、神戸市の西部、兵庫・長田地区の復興計画に位置づけられている「国際ボランティア文化交流センター」についての機能、役割、運営方法などについて協議する最終の意見交換会(神戸市国際課主催)が8月6日に開かれました。
意見交換会出席者としてセンターからは、関係者が3人出席しました。外国人救援ネットの枠で神田代表が、また中村副代表は日本ベトナム友好協会として、そして金宣吉が神戸定住外国人支援センターとして出席してきましたので、すこし報告をしたいと思います。
そもそも国際ボランティア文化交流センターとは何かというと震災後つくられた神戸市の復興計画の西部復興プロジェクトにおいて計画されている施設です。復興計画に書かれている目的には、震災で芽生えた国際的連携やボランティア活動よって培われた関係を継続させるとともに、さらにお互いの伝統・文化を学び、国籍・民族の違いを越えて人権を尊重する内なる国際化の推進並びに国際協力の充実を図るとあります。
本当に行政が先に書いた理念を実現していければ素晴しいと思いますが、震災後の財政悪化の中で国際交流、外国人支援が政策として位置づけられるにはまだまだハードルがあるようです。
ただ当センターのニュースでも報告しているように外国人住民を取り巻く状況は本当に厳しいものであり、これからますます国際化していく神戸にとって「国際ボランティア文化交流センター」という施設の必要性は一段と高まってくるに違いありません。
ましてや神戸市内でも外国人住民の密度が最も高い長田区にひとつも国際的な施設がなかったことを考えあわせると、これからも神戸市をはじめとする関係機関の努力を期待してやみません。最後に「国際ボランティア文化交流センター」の意見交換会で出た意見として注目すべきことは、やはりこれからの国際交流活動は従来の行政主導、職員出向型ではなく、公設民営方式や
NGO が中心的に役割を担っていく形にすべきであるということでした。
これから何年後に「国際ボランティア交流センター」が誕生するかわかりませんが、形だけでなく本当に意味のある施設になるよう働きかけていきたいと思います。
■■■日本8割、ベトナム2割?■■■
久しぶりに、ベトナムに帰ったとき、飛行機を降りた瞬間、汗がたくさん出ました。周りの風景はゆっくり見る間もなく流れて、出口を出てホッとしました。ベトナムは11年振りでした。一番びっくりしたのは交通量とルール、昔そうだったのか? 信じられない気持ちです。その晩、日本での暮らしでは蚊帳は必要ありませんので、そのまま寝ました。すると蚊にいっぱい噛まれて、次の晩から蚊帳で寝るようになりました。
ベトナムで最初のほうは、うるさい所だと思いました。自分の心のおくになかなか受けられない気持ちでした。原因はたぶん日本で毎日生活するのにだんだん慣れて、静かな生活なっているからだと思います。料理をするためにまないたに包丁のとんとん音を聞けたのは10年振りぐらいです。
すごく懐かしい音だなと思いました。ご近所のしゃべり声なども遠慮なく耳に入ります。ここでは近所迷惑の問題なんかありません。最初のうるさいと思ったことはうらやましい気持ちになり、やっぱり母国はいいな! 私の国はここだ! 日本で暮らしている外国人、自分の国の週間や生活などは何十パーセントで暮らしているのでしょう。私には20パーセント位だと思います。残る80パ-セントは日本の暮らしに合わせての毎日です。ここに住もうと思ったら、大変努力必要だと思います。しかし周りのみなさんはその努力が見えないのでしょう。母国で大きくなっても、生活は大変でした。しかし気軽に暮らせました。少なくとも言葉の壁も外国人差別にもぶつかりません。しかし私は日本に住んでいる外国人はとても得だと思います。なぜなら日本の良いさ、素晴しさと母国のいいところ、うまく取り組んでやって行けば最高だと思います。
*まないたの音は、鶏をさばく包丁の音などです。日本での生活では包丁の代わりにほとんどが鋏を使用しています。
(ハ ティ タン ガ)
■■■外国人女性のための、いい耳情報■■■
日本語ワープロ講座(レッスン無料)に参加しませんか? 詳しくは当センターまでご連絡を。
*終了しました。ご協力ありがとうございました。
■■■講座・研修会のご案内■■■
日本語ボランティアをしている人、これからしようとする人へのご案内です。
(連絡先:KFC 日本語ボランテイアの会)
■「ブラッシュアップ講座」
主催:KFC 日本語ボランティアの会、難民事業本部(予定)
内容:日本語ボランティアをしていて、どう教えたらいいのか、日ごろ悩んでいる方への講座です。
・教授法1(斎藤明子氏) 9月13日(土)、10月11日(土)、11月
8日(土)
・学習から学ぶ 12月10日(土)
・教授法2(池内洋子氏) 1月10日(土)、
2月 8日(土)
いずれも14:00〜16:00
場所:神戸市新長田勤労市民センター(ジョイプラザ3F)
会費(協力金):KFC 日本語ボランテイアの会員1,000円(全6回)、会員外1,000円(1回)
■第1回研修会「学校における日本語教育とその課題」
主催:兵庫県日本語ボランティアネットワーク
内容:最近学校にボランティアが入り、児童生徒の日本語学習支援をするようになりましたが、学校での支援活動にさまざまな問題があります。実践者からの報告を元に課題を考えていきたいと思います。
報告者:神戸市立港島小学校 村山勇氏
神戸市立兵庫中学北分校 草京子氏
KFC日本語ボランティアの会 山崎恭子氏(播磨町日本語ボランティアの会より)
日時:10月12日(日)13:00〜16:00
場所:神戸市新長田勤労市民センター(ジョイプラザ3F)
会費:1,000円(協力金)
■日本語教育ボランテイア養成講座
主催:兵庫日本語ボランテイアネットワーク、神戸学生青年センター、兵庫県国際交流協会、神戸国際交流協会
内容:日本語を初めて教える人のための講座(日本語の教授法入門)
日時:10月21日(火)〜12月2日(火)計30h
(毎火曜日10:30〜15:30)
場所:神戸国際交流協会会議室(サンパル)
受講料:無料(教材「しんにほんごのきそ I
」本冊 漢字かなまじり版・教師用指導書)
問合わせ先/申込先 神戸学生青年センター
■■■9月の予定■■■
●6日(土)1:30〜3:30
外国人のための健康相談(無料) 〜街の保健室(鷹取教会内)
●21日(日)
アジアの舞姫たち PART II 上宴会(鷹取教会内)
●27日〜
公営住宅一元募集開始